【レポート】FIBAワールドカップ2019開幕まであと2週間！パワーランキングで日本は32チーム中22位

　「バスケットボール日本代表国際試合　International Basketball Games 2019」開催中のAKATSUKI FIVE 男子日本代表は、ニュージーランドを相手に1勝1敗。日本同様、「FIBAワールドカップ2019」に出場する各国も強化試合がはじまっています。その動向を踏まえ、FIBAは出場32チームを対象に「パワーランキング」を発表しました。

　FIBAランキング32位以下にいるチームにとって、必然的にパワーランキングは大幅に順位を上げています。FIBAランキング48位の日本は22位へジャンプアップ。FIBAランキングと比較し、24位のチュニジアに続いて2番目に大きく順位を上げたチームとなります。先日行われたニュージーランドとの初戦に勝ったことも考慮されており、35点を挙げた八村塁選手（ワシントンウィザーズ）は世界でも注目を集めています。

　このランキングが発表されたのは8月14日であり、ニュージーランドに完敗する前でした。敗れた後、渡邊雄太選手（メンフィスグリズリーズ）は「ニュージーランドは強い相手です。今日みたいなゲーム展開では、当然ワールドカップでは1勝することもできません。歴史を見てもニュージーランドは世界で結果を残しています。いつでもチャレンジャー精神を忘れてはいけません」と警鐘を鳴らします。

　合わせてFIBAワールドカップの予選ラウンドで対戦する各チームのパワーランキングを見ると、チェコが日本のすぐ上に位置する21位。トルコは10位とFIBAランキングより大きく順位を上げ、NBAスーパースターが相次いで辞退を表明するアメリカですが、1位は変わりません。そのアメリカは本日、スペインと対戦し90-81で勝利を収めていました。チェコは4戦全勝と好調です。来週対戦するチュニジアには80-66で勝利し、明日はドイツと対戦します。

　AKATSUKI FIVE 男子日本代表も来週より、さいたまスーパーアリーナにて世界の強豪との対戦が続きます。8月22日(木)19時は7位アルゼンチン、24日(土)は12位ドイツ、25日(日)は24位チュニジアと対戦し、FIBAワールドカップへ向けた腕試しを行います。チケットは完売間近！

■Power Rankings ※（）内はFIBAランキング
1位（1位）アメリカ
2位（4位）セルビア
3位（8位）ギリシャ
4位（2位）スペイン
5位（3位）フランス
6位（11位）オーストラリア
7位（5位）アルゼンチン
8位（33位）ナイジェリア
9位（6位）リトアニア
10位（17位）トルコ
11位（13位）イタリア
12位（22位）ドイツ
13位（12位）ブラジル
14位（25位）ポーランド
15位（30位）中国
16位（16位）プエルトリコ
17位（23位）カナダ
18位（10位）ロシア
19位（31位）フィリピン
20位（28位）モンテネグロ
21位（24位）チェコ
22位（48位）日本
23位（27位）イラン
24位（51位）チュニジア
25位（38位）ニュージーランド
26位（37位）セネガル
27位（20位）ベネズエラ
28位（18位）ドミニカ共和国
29位（39位）アンゴラ
30位（32位）韓国
31位（64位）コートジボワール
32位（49位）ヨルダン