さいたまスーパーアリーナ大会本日より開幕!世界5位の強豪アルゼンチンを相手に腕試し
東京オリンピック バスケットボール競技の会場となるさいたまスーパーアリーナに舞台を移し、「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」はさらなる強豪を迎えます。本日8月22日(木)19時より、FIBAランキング5位のアルゼンチンと対戦します。
フリオ・ラマスヘッドコーチは元指揮官でもあった母国との対戦を前に、「もちろん特別な思いはあります」。しかしすぐさま、「今は日本がホームです」と全力を尽くすことを約束しました。「ユーロリーグで戦っている選手が多く、さらに元NBAも4人おり、それだけレベルの高い選手たちが揃っています」とアルゼンチンの特徴を挙げるラマスヘッドコーチ。スペインの強豪、ユーロリーグ2017-18チャンピオンのレアル・マドリードに所属する選手は3人(ファクンド・カンパソ選手、ガブリエル・デック選手、ニコラス・ラプロビトラ選手)おり、さらにNBAで長く活躍し、今は中国プロリーグでプレーするルイス・スコラ選手も健在です。
タレント豊富なアルゼンチンですが、警戒すべき点は「組織力で戦ってくるチームであり、闘争心を重要視していることが強さの秘密です」とラマスヘッドコーチは言います。世界5位のアルゼンチンに対し、48位の日本が手の内を隠している余裕はありません。ラマスヘッドコーチも「今、持っているものは全て出す」と話しており、渡邊雄太選手(メンフィスグリズリーズ)は「相手が格上であることは間違いないので、簡単な試合にはならないです。一つひとつのプレーを丁寧に、自分たちのやるべきことが全部出せて、ようやく良い試合ができるかどうかです」というほどの実力差があるわけです。
「日本一丸となり、一人ひとりがディフェンスでもオフェンスでも力を合わせて戦っていかなければならないです。ルーズボールやリバウンドでも絶対に負けないようにしたいです。ワールドカップ前の大事な強化試合であり、強豪相手にどこまでできるかが今後にもつながると思っています」と意気込みを語るのは、八村塁選手(ワシントンウィザーズ)です。
渡邊選手も同様に、「ここからの3戦を通じて、日本がワールドカップで戦える力があるのか、またはまだ世界との距離があるかを実感できると思っています。そういう意味でもアルゼンチン戦が大事であり、ワールドカップへ向けて良いスタートを切るためにも今日の試合は良い形で入れるようにしたいです」と集中して向かいます。
アルゼンチン以上の闘争心を持って臨まなければ大差をつけられ、ゲームにならない可能性があることを選手たちも理解しています。完売間近な多くのファンの声援を力に変え、日本一丸となって強豪に挑みます。本日の開場時間は16時を予定しており、当日券14:30 (予定)より販売します。会場を埋めて、AKATSUKI FIVE 男子日本代表へのご声援をよろしくお願いします。